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「カムイ」を広辞苑で調べると「神」(アイヌ語)とあり、日本語の神(カミ)を取り入れたとされる。
白土三平決定版カムイ伝全集【第一部】を読み終えました。徳川封建社会の重い年貢に耐えかね、立ち上がる百姓たちを少数の武士が多数を支配する、「支配する者とされる者」戦いでした。 百姓が生産した米の半分以上を、人口の一割にもみたない武士たちがしぼりとるだけしぼりとる、このような関係を永く保つために、さまざまな政策と制度をつくり、人々を統制の枠に押し込め、したがわせた。百姓が少しでもよい生活をと団結することを恐れ、人びとを分裂させいがみ合いさせるために、「身分制度」で同じ人間を差別をしたのでした。
今の私たちの社会はどうだろう、派遣社員は安い賃金で働く使い捨て社員になり、老人には長生きが苦痛なほど追い詰める、道路を造り、理解の出来ない無駄な大型公共事業を止めず、米軍には思いやり、政党助成金を配り、大金持ちには減税をして、福祉に回す金が無い、日本の支配者は、誰なのか?近代国家の主人公は一般の国民であり、民主主義が本質です。国民は財界やアメリカの私物ではない。 PR |
わあ、すごい!
全集読破ですか。 それにしても当時もお百姓さんは工夫に工夫を重ねて収穫を増やしていたんですね。 こんな利口な人たちを支配するためには武士もいろんな制度を作ったりして随分苦労したことでしょう。
【2008/10/03 18:03】| | M #9a63444cf7 [ 編集 ]
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